Tokyo Rainbow Pride2017のパレード
Tokyo Rainbow Pride2017のパレード
〜Let's make ourselves visible〜
隠れズ歩きました!
2017年東京レインボープライドパレード無事完歩! 2018年も代々木で会いましょう!
2013年に第一歩を踏み出した隠れズは5年目となる2017年も無事にパレードを歩く事ができました。
TRP、spindle+のスタッフの皆様、SNSで情報を発信してくださったり賛同、応援くださった皆様、一緒に歩いてくれた全員に心から感謝申し上げます。本当に素敵な一日をありがとうございました。
5/7-8 Tokyo Rainbow Prideフェスタの会場&パレードも共に過去最大の盛況(5月6日35,000人、7日65,000人、パレード5,000人。TRP2017公式サイトより)となり、企業ブースの多さや来場者の様子から社会や時代の急速な変化を肌で感じることができました。地道に取り組んでこられた方々の活動が、今に繋がっていることを実感します。
そんな変化に喜びを感じつつも、自身の周りを見渡すと、類は友を呼ぶという文字通りオープンにしている方はごくわずかしかおらず、殆どがクローゼットです。せっかく”LGBT”という言葉が社会に浸透しても、多くがクローゼットのままでは「存在が見えない=存在しない」のままであることを痛感する次第です。
クローゼットでもできること、クローゼットだからできることはなんだろう…”居ない”でのはなく”カミングアウトできないでいる私たちのような存在が沢山いる”ことを見せていくこと。(今まで見えなかった)私たちクローゼットの存在の可視化が「もしかしたら家族に、学校に、職場に、目の前にも本当のことを言えないで苦しんでいる人がいる可能性がある」と、考えるきっかけにつながれば。そんな思いから2013年に「隠れズ」が誕生したのです。
隠れズは、この判りやすいネーミングのおかげで周知されるようになり、多く参加いただけるようになりました。反面このネーミングの印象から「クローゼットじゃないとダメなのかな、レズビアンじゃないと入っちゃいけないのかな?」と思われることも少なくありません。結成時に思っていたことは、セクシャリティにこだわらず「いまは仮面が必要かもしれないけどいつか仮面が必要となくなる社会を願う」仲間と歩きたい!でした。夫と子供がいる大学時代の同級生、全く隠してないオープンレズビアンも、Wマイノリティも一緒に歩いています。今年はシスヘテロ男性とご家族が参加しました。2013年不安でいっぱいの中を歩き出した隠れズでしたが、あれから5年という歩みの中で、思い描いていたことにまた一歩近づいたことが嬉しく感慨深く思いました。
隠れズは大半がクローゼットですが、いつ撮影されてもいいようにそれぞれの尺度で自衛し、カメラを恐れなくなりました。沿道のプレスカメラマンから「隠れズ来た!」という声が聞こえ「隠れズのみなさーん!(カメラ)こっちー!」と呼んでもらえるようになりました。沢山撮ってもらえるのは、みんなの喜び溢れる笑顔と気持ちが伝わるからだと思うと嬉しいし、また、その写真を通して「いつか歩いてみたい」「参加してみようかな」「今年は歩こう」と、一歩踏み出すきっかけが増えるとしたら更に嬉しい。
レインボーフラッグがたなびく青空の下、沿道からの声援を受けながら仲間と歩くのがどれほど気持ちよいか、どれ程すごいパワーを貰えるか、ひとりでも多くの人とシェアしたいです。
隠れズの存在意義がなくなる日まで、これからも応援を宜しくお願いします。
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隠れズTwitter:@closetbutpride https://twitter.com/closetbutpride